スポーツシューズ市場に異変。子供用を選ぶ中高生女子が急増のワケ

最近、子供向けのスポーツシューズが、中高生の女子を中心に人気となっているようです。スポーツシューズ・アパレル市場情報サービス『Japan Sports Tracker』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社が発表した、子供用スポーツシューズ市場に関する分析によると、スポーツシューズの市場規模は6091億円で、前年同期比成長率は+4%。中でも子供用の成長率が+18%と高く、市場をけん引しています。

子供用スポーツシューズが市場をけん引 13-18歳着用が鍵

直近1年計(2017年8月~2018年7月)の子供用スポーツシューズ市場を着用者の年齢別に見てみます(図表1)。大半は0-12歳の着用者ですが、13-18歳の金額シェアが24%から31%と昨年同期比7ポイント増加しています。

さらに着用者13-18歳が子供用を購入した比率(金額ベース)を見ました。直近1年計(2017年8月~2018年7月)で男性13-18歳着用では子供用は約半数の48%を占めたのに対し、女性13-18歳では1.5倍強の74%でした。

男性着用では前年同期比+3ポイントで、女性着用では+8ポイントと、共に子供用着用の比率は上がっているものの、女性着用の比率がより大きく伸びています。

オンライン購入で選択肢広がる。安さも魅力

子供用スポーツシューズのサイズを見ると25~26cmのものもあり、13-18歳着用者にとって子供用からも選択することができます。また、スポーツシューズの平均購入価格は大人用が6,815円なのに対し子供用(幼児用は除く)は4,703円で、気に入ったものが子供用で見つけられれば価格が低くおさえられます。

しかし店頭での購入では在庫や種類に限りがあり、好きなデザインでかつ自分に合うサイズのものがない場合もあります。

オンライン購入は13-18歳着用スポーツシューズ市場の金額シェアで31%を占めますが、2年前から大きく伸びています。

オンライン購入ならば様々なショップから比較することができるため選択肢が広がり、子供用からも選びやすくなります。13-18歳着用者が子供用スポーツシューズを購入する比率が増えた一因は、オンライン購入の増加による選択肢の広がりにあるといえます。

オンライン購入により選択肢が広がったことは、中高生着用のスポーツシューズ選択の変化だけにとどまらず、子供用スポーツシューズの市場規模拡大、ひいては、スポーツシューズ市場規模拡大に寄与しているようです。

大人にも需要ありか?子供向けスニーカーへの熱視線

足のサイズが小さい人中心に、実際に子供向けスニーカーを愛用しているという声や、可愛いデザインの大人展開を待ち望む声は少なくないようです。

 

 

 

子供向けスニーカーには、まだまだ開拓できる市場が眠っているかもしれません。

情報:ドリームニュースimage by:Stella Photography, shutterstockより