東京五輪混雑予想マップ、都HPで公表

2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会と東京都は31日、五輪期間中の都心部の道路や鉄道などの混雑度を示す「大会輸送影響度マップ」を作成し、都のホームページ上で公表した。事前に交通状況に関わる情報を示すことで、交通量抑制へ企業や観客らの協力を促し、大会時の円滑な輸送を目指す。

「大会輸送影響度マップ」は競技日程などを参考に、何も交通対策を講じなかった場合に生じる影響をシミュレーションしたもの。五輪開会式翌日の20年7月25日から閉会式前日の8月8日までの各日、各時間帯ごとに混雑するエリアやその混雑具合を可視化した。

一般道路では、各会場周辺や大会関係車両が通過する道路を中心に混雑が見込まれるほか、首都高速道路では各路線で所要時間が通常の3倍以上かかる時間帯などが示された。また鉄道では、臨海部の路線などで朝夕に乗車率180%に達する混雑が予想されるとしている。情報は随時更新する。

東京都などは大会時、平日の交通量を15%程度抑制し休日並みとすることを目指している。31日に都内で開かれた交通の専門家らによる「交通輸送技術検討会」では、競技会場が集中する東京臨海部や新宿、品川など16エリアを重点取り組み地区とすることを確認。今回のマップなどをもとに企業などを対象としたセミナーや相談会を開き、混雑回避策など行動計画の策定を呼びかける。