元サッカー日本代表・平山相太さん監督デビュー あす仙台大セカンドチーム初采配「成長後押ししたい」

元サッカー日本代表でJ1仙台にも在籍した仙台大1年の平山相太さん(33)が12月1日、宮城県松島町で開かれる「インディペンデンスリーグ全日本大学サッカーフェスティバル」で同大サッカー部のセカンドチームを率いて監督デビューする。「まずは初戦突破して勢いに乗り、優勝を目指したい。選手の可能性を信じ、成長を後押ししたい」と意気込んでいる。
平山さんは現役引退後の今年4月に仙台大に入学。6月から控えチームのアシスタントコーチとして指導に当たってきた。
指導は選手に近い目線で進めている。「びりになったやつは腕立て伏せだぞ」。ダッシュでそう声を掛けると、ピッチには笑い声が広がる。J1のFC東京や欧州のチームにも所属し活躍してきた豊富な経験を伝えようとしている。
「サッカーだけでなく、人としての成長も必要」。プレー態度や礼節を大切だと考えている。お手本とするのは、長崎・国見高の恩師小嶺忠敏監督(現長崎総合科学大付高監督)だ。
谷村剛志主将(3年)は「押し付けることなく、選手の考えを尊重し話し合いを重ねる。チームの一体感が強くなった」と実感する。サッカー部の吉井秀邦監督は「プロの経験を伝えるとともに、平山君自身も全国大会で指導者としての経験を積んでほしい」と期待する。(山本武志)