「公衆の面前で抱擁」10代男女を公開むち打ち インドネシア

【AFP=時事】インドネシア・アチェ州で31日、公衆の面前で抱擁を交わしたことによりシャリア(イスラム法)に違反したとして、10代の男女2人に対する公開むち打ち刑が執行された。

 スマトラ島の最北端に位置する保守的なアチェ州では、賭博や飲酒、同性愛者間の性行為、婚外交渉などが違法とみなされ、罰としてむち打ち刑が適用される。

 州都バンダアチェのモスク(イスラム礼拝所)前に詰め掛けた数百人の目の前で、いずれも18歳の女子大生とその交際相手が17回ずつむちで打たれた。2人は刑の執行に先立ち、数か月間収監されていたという。

 世界最大のイスラム人口を持つインドネシアの中でも、シャリアが施行されているのはアチェ州だけ。公開むち打ち刑については、人権団体が残酷な刑罰だと非難しており、ジョコ・ウィドド大統領も中止を求めている。 【翻訳編集】AFPBB News