<ダテバイク>より便利に 登録会員、来月から東京都心でも利用可

仙台市中心部で利用できる有料貸自転車事業「DATE BIKE(ダテバイク)」で、会員登録をすると一つのIDで東京都心などの同じ運営会社の貸自転車を利用できるサービスが4月に始まる。市は昨年12月から試験的に利用の24時間化も実施しており、4月には台数をさらに増やす予定。利便性向上による利用者増が期待されている。

 IDの相互利用は2月末、仙台、横浜、大阪、奈良、広島の5市で開始。4月8日に東京都中央、千代田の両区、川崎市などが加わる。運営会社ドコモ・バイクシェア(東京)は「観光やビジネスでの利用促進が期待できる」と説明する。
 利用時間の試験拡大は「地下鉄の運行時間内は乗れるようにしてほしい」などの要望を踏まえた。以前は、午後10時~翌日午前7時は利用できなかった。問い合わせのコールセンター設置など態勢を整え、4月1日から本格的に24時間化する。
 自転車は3月末までに75台追加し、全550台とする。専用駐輪場(ポート)は本年度、市地下鉄東西線青葉通一番町駅や連坊駅の近くに新設し、2017年度末より17カ所多い71カ所にした。
 ダテバイクは13年3月に始まった。市自転車交通安全課によると、利用回数は16年度13万8000回、17年度19万3000回と年々増加。18年度は20万回を大きく上回る見込み。
 ただ、収支は赤字が続き、昨年10月に初めて利用料を引き上げた。千葉正明課長は「多くの人に利用してもらい、収入増につなげたい」と話す。