新元号、4月1日昼に発表=29日にも皇太子さまに説明-政府調整

政府は、平成に代わる新元号を4月1日昼に発表する方向で調整に入った。

 当日の一連の手続きを午前から始め、2時間から2時間20分程度で終える想定。順調に進めば菅義偉官房長官が昼に記者会見に臨み、新元号を公表する。

 4月1日はまず、菅長官が有識者による「元号に関する懇談会」、衆参両院正副議長に対し、三つ程度の元号原案を示し、意見を聴く。この後、政府は全閣僚会議を開催して一つに絞り、閣議で新元号として定める政令を決定する。直ちに菅長官が発表し、安倍晋三首相も談話を出す。

 政府は段取りを29日に確定させる方針。首相は同日中にも皇太子さまと面会し、複数の案や当日の流れを伝達する見通しだ。

 皇太子さまへの説明について、政府は天皇の政治関与を禁じた憲法4条には抵触しないとの立場だ。菅長官は27日の記者会見で、新元号は「元号法に基づき、内閣の責任で定める」と強調した。

 政府は菅長官の発表直前に、天皇陛下と皇太子さまにそれぞれ新元号を伝えることにしており、それまでに報道されれば変更も辞さない構えだ。発表後、内閣官房の担当者が新元号の選定の経緯などを記者団に説明することにしている。