関東で25℃ 今年初めて“夏日”出現 6日(土)も行楽日和

5日の日中は、東北から西日本にかけて気温が上がった。特に、東北南部や関東の内陸で気温が高く、埼玉県比企郡鳩山町で午後2時47分に気温が25℃に達し、関東で今年初めての夏日(島嶼部を除く)となった。なお、鳩山町は朝の最低気温が-0.3℃を観測しているため、冬日と夏日が同じ日に現れたことになる。

午後2時の推計気温分布

 日本海の前線に向かって南風が流れ込み、5日は午前中から気温が急上昇した地域が多く、東北南部や関東の内陸を中心に、時季外れの暖かさとなっている。午後2時50分までの最高気温は(沖縄・島嶼部を除く)、東京都青梅市と群馬県多野郡神流町で24.4℃、秩父市24.3℃など。東京都心でも、午後1時過ぎに22.5℃まで上がり、2週間ぶりに20℃を超えた。ただし、気温の高い地域を中心に、空気の乾いた状態が続いているため、火の取り扱いに注意が必要だ。

週末の天気予報

 暖かさに促されるように、5日はさくら前線が福島や仙台など東北地方まで北上、午後には新潟でも平年より4日早く開花の発表があった。また、福井や下関、松山や宮崎ではさくらが満開となっている。あす6日(土)も、東北南部から南の各地は晴れる所が多い見込み。日中の気温は東北や関東など5日より下がる地域もあるが、西日本を中心に20℃を超えて暖かくなり、絶好の行楽日和となりそうだ。
(気象予報士・高橋和也)