爆薬製造容疑の高校生 ウランのネット売買にも関与か

高性能爆薬の四硝酸エリスリトール(ETN)を製造・所持したとして火薬類取締法違反(無許可製造など)容疑で書類送検された東京都内在住の男子高校生(16)が、インターネットのオークションサイトでウランが売買されていた事件に関与していた疑いがあることが、捜査関係者への取材で明らかになった。警視庁は原子炉等規制法違反容疑を視野に捜査している。

 捜査関係者によると、男子生徒の関与が疑われているのは、オークションサイトの「ヤフオク!」に「ウラン99.9%」などと称した放射性物質が出品されていた事件。物質は劣化ウランや天然ウランと鑑定されており、警視庁が同容疑で出品者の男性から事情を聴いている。男子生徒はこの物質を落札していた疑いがあるという。男子生徒が自ら天然の鉱石をウラン精鉱(イエローケーキ)に精製。オークションに出品していたことも確認されているという。

 男子生徒は昨年8月19~20日、自宅でETNを含む結晶約2.4グラムを製造したなどとして、8日に書類送検された。【金森崇之、安藤いく子】