「児童虐待推進キャラクター」と誤植 修正前の画像拡散 東京都のサイト

東京都福祉保健局が児童虐待の防止を呼びかけるインターネット上のサイトで、マスコットキャラクターを「児童虐待推進キャラクター」と紹介していることがツイッターで指摘され、「一番、誤字をしてはいけないところ」などと話題になっている。サイトを運営している家庭支援課は、ツイッターで指摘される前から誤植に気づき、サイトを制作した業者に修正を依頼。11日午後8時ごろ修正されたが、修正前の画像はネット上で拡散している。

 同課によると、サイトは「東京OSEKKAI化計画」を紹介するもので、地域の親子への心づかいや声かけなどを重視し、児童虐待を防止するだけでなく、子供を育てる親を精神的に支えようという取り組みだ。サイトでは警察や児童相談所全国共通ダイヤル(189)などの窓口に加え、里親制度なども紹介している。

 「児童虐待推進キャラクター」と誤って紹介された「OSEKKAIくん」は巻き貝の形をしたマスコットキャラクターで、正しくは「児童虐待防止推進キャラクター」。サイトを開いた際に最初に出てくるページは誤っていたが、他では正しく表記されており、同様の誤植は印刷物を含めて現時点では見つかっていないという。

 同課の担当者は「東京OSEKKAI化計画は数年前に始め、このサイトも更新を続けてきた。(今回の誤植が)いつごろからなのか調べてみないと分からないが、最近更新した時に誤った表記をしたようで、直後に職員がサイトをチェックした際に気づいていた。すでに業者に修正の依頼を出した」と説明した。【大村健一/統合デジタル取材センター】