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魅せられてカレーに活躍 仙台出身の印度カリー子さん、著作続々刊行

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「インドカレーをおうちでもっと手軽に」。そんなモットーを掲げてスパイスセットの販売やレシピ紹介などを行う仙台市出身のスパイス料理研究家、印度カリー子さん(22)。今年3月以降、3冊の著作を立て続けに刊行し、魅力発信にさらに力を入れている。
 カリー子さんは3月に初の著作「おもくない!ふとらない!スパイスとカレー入門」(スタンダーズ)を、5月に「ひとりぶんのスパイスカレー」(山と渓谷社)、6月に「私でもスパイスカレー作れました!」(サンクチュアリ出版)を出した。
 「インドカレーは難しそうなイメージがあるが、一度体験すれば、さほど厄介ではないと分かる」とカリー子さん。いずれの本も、スパイスを必要最低限に絞ったレシピを紹介したり、漫画にしたりと初心者が感じるハードルを取り除く工夫を凝らした。日本人の体に合うようレシピの油の量を抑えているのが特徴だ。
 5月末からスパイスカレー関連の書籍約20冊を集めてフェアを開いているジュンク堂書店仙台TR店(仙台市青葉区)によると、カリー子さんの著書が「断トツで売れている」という。
 カリー子さんは市内の高校を卒業後、大学進学を機に上京した。19歳の時、同居する姉の好物を作りたいとインドカレーに挑戦し「カレーの沼にずぶずぶとはまった」。一方で、家庭料理として広まらない理由もすぐに思い至った。
 日本語のレシピ集が少なく、スパイスは「何を買えばいいか分からない」「買っても余る」と敬遠しがち。「作る際の『不便さ』を解消すれば広がる」と2016年春にレシピを紹介するブログをスタート。翌春、宮城県柴田町の社会福祉法人はらから福祉会の協力を得て1回使い切りのスパイスセットを商品化した。
 自身も毎日インドカレーを作って食べるという。魅力は具材によって味が変わり飽きないことや、具材を切って炒めるだけで簡単に作れること。さらに「スパイスは乾燥した木の葉や実なのに、合わせて炒めるとカレーになるのが感動的。香りが立つと非日常感が湧き起こり、失神しかけます」。口調が熱を帯びる。
 現在は東大大学院でスパイスの機能性を研究する。目指す姿は、知識と面白さを兼ね備えたタレントのさかなクン。「インドカレー版」になりたいと勉強を重ねている。