大型小売店販売0.4%増 駆け込み需要取り込む 13年

 東北経済産業局がまとめた2013年の東北の大型小売店販売額は、全店ベースで前年比0.4%増の1兆2528億円となった。前年超えは2年連続。ことし4月からの消費税増税に伴う駆け込み需要を一部取り込むなどし、前年水準を保った。
 百貨店、スーパーの前年比推移はグラフの通り。12年は東日本大震災による反動増でいずれも急伸していた。
 13年の百貨店(22店)は全店が0.6%減の2204億円、既存店が0.4%減といずれも前年を割った。
 衣料品は紳士服が好調だった。プロ野球東北楽天関連のセールで男性客が増えたほか、カジュアル需要の高まりが貢献した。夏の低温、厳しい残暑が響き、婦人、子ども服は苦戦した。
 身の回り品は海外ブランド品が動き、一部店舗で高級時計など高額品が売れた。年末には増税をにらんだ購入もあった。飲食料品はギフト、総菜が振るわなかった。
 スーパー(471店)は全店が0.6%増の1兆324億円で3年連続のプラス。既存店は2.1%減で3年ぶりに前年を下回った。
 飲食料品の一部で円安による価格上昇の影響が出たほか、衣料品が低調に終わった。家庭用品は家具、家電が低迷した一方、食器などが動いた。
 東北のコンビニエンスストア(3623店)の販売額は全店が3.7%増の7095億円で15年連続の前年超え。店舗は前年より210店増えた。既存店は1.7%のマイナスだった。