10月10日、ジャニーズ事務所の公式サイトに「NGリストの外部流出事案に関する事実調査」についての文書が掲載された。10月2日に2度めの会見をおこなって以降、こうした「声明発表」は5回にもなる。 【画像】「本当に話を聞きたい」1~11位 やむどろこか、ますます過熱するジャニーズ問題について、言及する所属タレントも登場してきたが、多くの人たちが思っているのは、「本当に話すべき人が話していない」ということではないだろうか。 そこで本誌は緊急アンケート調査を実施。ジャニーズ事務所の性加害問題について、もっとも「話を聞きたい」「話してほしい」と思うタレントは誰か?を、全国の30代から50代の女性500人にきいた。対象としたタレントは、長年、ジャニーズ事務所に所属し、活動してきた12人(退所者含む)。いわば「ジャニーズを背負ってきた人たち」だ。 その結果、多くの人が「話してほしい」と考えているのは、上位4人に集中した。その4人を、順にみていこう。 【第4位】63票 中居正広 1987年に入所し、2020年に退所したものの、長年、SMAPのリーダーとして活躍した。「話してほしい」と思う理由は? 「独立の会見ではジャニー氏の遺骨を見せびらかすほど心酔していたし、ジャニー氏の名前をメディアで連呼していたのもこの人。独立したから関係ない、では済まされない。沈黙は罪であることを自覚すべし」(40代・会社員・東京都) 「原宿の合宿所時代から事務所にいた。後輩からの信頼もあるので、いろんなことをいちばん知っているのでは」(40代・主婦・静岡県) 【第3位】70票 近藤真彦 1979年デビューの古株。2021年、不倫疑惑が報じられ、退所した。9月19日には、一連の騒動について聞かれ「いつかはそういう話をさせてもらう時期が来るかと思っています」と言及を避けている。 「いちばん長く事務所にいた人でしょう。ジャニー氏のプライベートや事務所の内部事情など知らないはずがない」(50代・パート・福島県) 「かつて『ジャニーズの長男』と呼ばれた人。ジャニー氏やメリーさんにかわいがられて、いちばん近くにいたはず。話す責任があると思う」(50代・主婦・神奈川県) 【第2位】76票 木村拓哉 1987年入所。長年「ジャニーズの顔」として君臨してきたキムタク。9月7日の事務所会見直後、SNSに《show must go on!》と投稿(その後削除)したことが批判を浴びた。 「SMAPが解散し、ほかのメンバーが事務所を離れても一人だけ残った。それだけジャニーさんを慕っていたということでしょう」(40代・医療系・静岡県) 「ジャニーズのトップのタレントが、無言を貫いているのはどうかと思う。一人の大人として、逃げ隠れせず、自身の考えを述べる潔さを見せてほしい」(50代・会社員・千葉県) 「ファンのひとりとして、彼が何を考えているかを、純粋に聞きたい」(40代・会社員・宮崎県) 【第1位】218票 滝沢秀明 1995年入所。2018年末でタレントを引退し、2019年からジャニーズアイランド社長に。その後、ジャニーズ事務所の副社長にも就任したが、2022年10月末に退所。2023年に立ち上げた事務所「TOBE」は、“辞めジャニ”たちの受け皿となっている。 「経営側にいたということが、ほかのタレントたちとは決定的に違う。ちゃんと説明してほしい」(50代・主婦・富山県) 「ジャニー氏の側近であり、いちばん近い存在だったのが滝沢君だと思う」(30代・会社員・京都府) 「もともとはジャニーさんの後継者と言われていた人。事情を知らないはずはない。説明責任はあると思います」(40代・主婦・福岡県) 「独立のタイミングが、何か判ってたんじゃないかと思うほど。副社長までやってたし、東山や井ノ原よりも話すべきなのはこの人」(50代・無職・福岡県) タレント引退時には「ジャニーさんに自分の人生を捧げたい」とまで語っていた滝沢氏。その口から、何かが語られることはあるのだろうか――。 第5位以下は、次のとおり。 【第5位】21票 堂本 剛 【第6位】15票 岡田准一 【第7位】13票 城島 茂 【第8位】11票 堂本光一 【第9位】7票 松岡昌宏 【第10位】4票 錦織一清 【第11位】1票 植草克秀 【第11位】1票 国分太一