車道の一部をにぎわう「歩行空間」に 11月29日から仙台・長町で社会実験 青葉通の名物屋台も初日出店

仙台市太白区の長町商店街エリアで、市道(旧国道4号)の一部車線を歩行空間にする区主催の社会実験が29日~12月1日、実施される。期間中はさまざまな催しが開かれ、29日は青葉区の青葉通で約60年にわたり親しまれる屋台「大分軒」も出店する。

 社会実験では、JR長町駅前から広瀬橋交差点の約1キロにわたり、片側2車線のうち歩道側の各1車線を規制。広げた歩行空間を使い、にぎわいの創出を図る。

 歩行空間には29日~12月1日の午前11時~午後8時、露店やキッチンカーが並ぶ。また、長町駅西口広場では長町商店街連合会や住民グループが、イルミネーションやビアガーデンなどさまざまな催しを企画する。「大分軒」は29日午後4時から、おでんとラーメンを販売する(品切れで終了)。

 交通規制は28日夜に始まり、12月2日午前6時まで続く。太白区長町地域活性化推進室の担当者は「道路の混雑が予想される。迂回(うかい)して目的地に向かうなどの協力をお願いしたい」と話す。

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