仙台三越に高級スーパー「紀ノ国屋」オープン 東北初進出 アップルパイは店内で焼き上げる

首都圏を中心に展開する高級スーパー「紀ノ国屋」の仙台三越店が20日、仙台市青葉区の仙台三越本館地下1階にオープンした。東北は初進出となり、開店直後から店内は大勢の買い物客でにぎわった。

 スイーツパークに出店し、面積は紀ノ国屋で最小の約10平方メートル。せんべいやクッキーといった菓子を中心に、コーヒー豆やジャム、雑貨など計約300点を扱う。人気のアップルパイは店内で焼き上げる。

限定デザインのトートバッグも販売

 仙台三越店限定デザインのトートバッグや保冷バッグも販売する。オープン記念で20、21の両日はパン5種類の詰め合わせを各日150セット、22~24日はプリンと保冷バッグのセットを各日50セット売り出す。

 バッグ付きの菓子セットを購入した泉区の主婦岩崎晴美さん(64)は「紀ノ国屋の便利なバッグを買えて良かった。混雑が落ち着いたら、またゆっくり買い物したい」と出店を喜んだ。

 運営する紀ノ國(きのくに)屋(東京)の富田勝己社長は「小型店だが季節限定商品などで工夫し、多くの人に喜んでもらいたい」と話した。

タイトルとURLをコピーしました