日本人になりすまし中国・ウイグルの人権問題講演会に参加を申し込んだ疑い 中国籍男性が書類送検

 中国・ウイグルの人権問題などに関する講演会に、日本人になりすまし参加を申し込んだとして中国籍の30歳男性が書類送検されました。

 私電磁的記録不正作出などの疑いで書類送検されたのは、仙台市青葉区に住む中国籍の大学院生の男性(30)です。  男性は2021年6月と2022年1月ごろ、日本ウイグル協会が主催する講演会の申し込みフォームに架空の日本人の名前を入力し、うその情報を送信した疑いが持たれています。  男性が東京の講演会に参加した際、警察が職務質問をし捜査を進めていました。  日本ウイグル協会はウイグルの人権問題や文化などを発信する団体で、全国で講演や街頭活動を行っています。  男性は「実名で申し込むと警戒されるので虚偽の名前を使った」などと話しているということです。  警察は、事件の背景などについて詳しく調べています。

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