・カマガミサマと呼ばれる土製や木製の面を台所の柱や竈の上などに、出入口や外をにらむようにして飾っておく、この風習は宮城県から岩手県南部にかけて広くみられる。一般に火難よけ、魔よけ、家内繁盛のためという。家を新築し、竈を新しくした際火の神を祀る意味で、家を造った材料の一部を使って、大工や左官に作ったとされている。
・お正月になめたがれいを食べる
・お雑煮の出汁はハゼ
・宮城県ではジャージのことをジャスと呼ぶ
・宮城県の北のほうのエリアでは、男女の恋愛の形態はストーカーに近い。
・風俗としては、ちょっと雨が降ったぐらいでは傘を差さない。
・仙台では古くから十二支の生まれの神を信仰する風習がある。
・何だか知らないけど、葬列組んでお墓のある山の周りを三回半回った。当時私は長男の嫁!ビリッケツだったから二回半しか回れず、一人でやり直しさせられました…。
・ずんだは枝豆のことで、ゆでた枝豆をよくすりつぶして砂糖、塩などを加え、好みに調味してあんを作り、熱湯でやわらかくしたもちにからめます。お盆のごちそうとして、ごまもちと一緒に仏様に供える風習が古くからありました。
・油麩は地元の管理栄養士さんの話では、昔、夏バテ予防に考えられたもの。
・注連飾り(しめ飾り)や注連縄(しめなわ)は、そこが年神様のいる神聖な場所であることを示す印、門松は目印です。宮城県ならではの飾りものは、白い和紙にめでたい絵柄を切り抜いて神棚を飾る「切り紙」(切り子、飾り紙、刻みもの、お飾りなどとも言う)。江戸時代には各地で見られたものの次第に廃れ、今では宮城県ほど盛んに行われている地域は、他にありません。神社ごとに独自の絵柄の切り紙を作り、氏子の家々に配られます。
・どんと祭は元日からの正月に対して、十五日を「小正月」(女正月とも)、十四日を「女の年取り」と呼び、「どんと祭」「かせどり」「小豆がゆ」など様々な行事が行われます。お正月を二度祝うようで不思議ですが、昔の暦は月の満ち欠けを基準にした陰暦で、十五日は満月。満月の日を月始めとした古い時代の名残なのです。
・宮城の結納は「貰受状」という印刷物を結納品目に必ず加えている。これは「嫁に貰います」という証文で、候文でかかれている。これに対して嫁方では「進参状」つまり「嫁にやります」という証文を婿方におくるしきたりになっている。貰受状、進参状ともに、デパートの結納品売り場などで売っている。江戸時代の武家社会(仙台藩)で行われていたしきたりを今日でも守っているわけである。
・結婚式を自宅で行う場合、嫁は勝手口から入る風習は現在も行われている。
・宮城県のお盆に欠かせないのが「おくずかけ」。季節の野菜とうーめんをとりあわせ、くずでとろみをつけた汁物です。
・結婚式の当日、あいにくの小雨模様の中、ご婚礼に先がけて婚礼道具の受け渡しの儀式がおごそかにとり行われました。 まずSさまの広縁に昇箪笥を2つに分けて置き、油単を掛け、その上をお飾りやお米鯛、野菜で飾ります。お神酒も用意されました。 準備万端途整ったころ、お嫁さんとその一族が荷物を引取りにいらっしゃいました。 そして!広縁の上にはお婿さんの一族が、下の庭先にはお嫁さんの一族がそれぞれ一列に並び、儀式が始まりました。 お婿さん側のご親戚の長老が朗々と謡をうたい、1曲ごとに固めの盃が取り交されます。 そのあと婚礼道具一式をトラックに積み込み、隣の町のお嫁さんの家へゆっくりと(長持歌を流しながら)運びました。 そして今度はお婿さん側が庭に、お嫁さん側が広縁の上に並び、先ほどと逆のことをもう一度行ないます。 仙台ではほとんど見かけたことのなかった婚礼道具の受け渡しの儀式、4時間をかけてようやく終了したのでした。
・ミミズを3つに切ると雨が降る
・蛙が高い所に昇ると大雨。