《議員辞職の真相》宮沢博行前防衛副大臣が緊急事態宣言下で28歳パパ活女子と同棲していた 「寂しかったんです。出来心です」

自民党の宮沢博行前防衛副大臣(49)が2021年、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言下で、妻ではない当時28歳の女性と金銭的な援助を伴う同棲生活を送っていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。宮沢氏は事実関係を認め、4月23日、一身上の都合を理由に議員辞職願を提出した。

昨年9月に防衛副大臣に起用

 静岡県出身の宮沢氏は東京大学法学部を卒業後、磐田市議(3期)を経て、2012年の衆院選で国政初当選を果たした。現在4期目(比例復活)。プライベートでは妻、長男、長女、次女の5人家族。以前はSNSで子煩悩ぶりも見せていた。

宮沢氏は剣道6段の腕前 ©時事通信社

「安倍派に所属し、保守派のホープとして期待を集めていました。安全保障分野での実績が買われ、昨年9月に防衛副大臣に起用された。防衛力の抜本的強化を掲げる岸田文雄首相から重責を委ねられた形です」(同前)

 宮沢氏が注目を集めたのは、昨年12月13日。記者団の前で「私の不記載分は140万円です(最終的な不記載額は132万円)。派閥の方からかつて、収支報告書に記載しなくていいという指示がございました」などと述べ、派閥ぐるみの裏金作りを明かしたのだ。宮沢氏は翌14日に副大臣を辞任。更に、年が明けた1月16日には党政治刷新本部の会合後、再び記者団の前で、「私は派閥に残って、派閥を介錯する。安倍派を介錯するという覚悟を述べた」などと明かしている。

宮沢氏を「パパ」と呼んでいたA子さん

 その宮沢氏は緊急事態宣言が発令されていた2021年2月から、出会い系カフェで知り合ったという当時28歳の女性A子さんと同棲生活をスタートさせていた。台東区内のマンションで、家賃は15万円前後だったという。

「A子は茶髪のギャル系美人で、タレントのみちょぱ似。宮沢氏を『パパ』と呼んでいました。ただ、宮沢氏から別れを切り出し、2人の生活は1カ月程度で終わった。A子さんの新居が見つかるまでの家賃や初期費用は、宮沢氏が負担する形で決着しています」(A子さんを知る人物)

 4月19日夕方、宮沢氏に話を聞いた。

「だって同棲やめる時も、いや、ルームシェアやめる時も」

――A子さんと緊急事態宣言下で同棲していた?

「うん、軽率な判断でした。否定はしませんけども、これ、マズいなって思ってすぐ終わりました。寂しかったんです。出来心です」

――A子さんは怒っていたようだが。

「誠意を持って接していましたよ。だって同棲やめる時も、いや、ルームシェアやめる時も『もうちょっと居させて』とA子さんが言ったもんで。『分かった分かった。お金払うからゴメンね』っていうことに」

 だが、宮沢氏の“パパ活”はこれだけではなかった――。

 4月24日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および4月25日(木)発売の「週刊文春」では、宮沢氏の同棲生活の詳細のほか、出会い系サイトで処女を探していた様子や、デリヘル嬢が連夜自宅を訪ねている写真、さらに宮沢氏との2日間にわたる一問一答などについて報じている。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年5月2日・9日号)

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