今回は農林水産省の「令和2年産もも、すももの結果樹面積、収穫量及び出荷量」をもとに、都道府県別の「10aあたり」のももの収量(収穫した分量)ランキングをお送りします。 【画像:ランキング46位~1位を見る】 ※本ランキングは結果樹面積(果実を収穫できる果樹の面積)に対して、どれくらいの割合でももの収量があるかを示す「10aあたりの収量(kg)」を比較したものです。各順位()内の数値は各都道府県の「10aあたりの収量(kg)」です。なお、一部都道府県はデータが無いためランキング対象外となっています。 (出典:農林水産省「令和2年産もも、すももの結果樹面積、収穫量及び出荷量」)
●第3位:秋田県(1240kg)
第3位は秋田県でした。10aあたりの収量は1240kgです。 秋田県のももといえば、8月下旬から9月上旬にかけてが旬となる「かづの北限の桃」が有名です。市場出荷する時期が全国で最も遅くなるため、独自の付加価値がついています。
●第2位:山形県(1370kg)
第2位は山形県でした。10aあたりの収量は1370kgです。 山形県といえば「さくらんぼ」が有名ですが、ももの一大生産地でもあります。ジューシーさが特徴の「黄金桃」をはじめ、「あかつき」「スイート光黄」などが栽培されています。
●第1位:福島県(1500kg)
第1位は福島県でした。10aあたりの収量は1500kgです。 同県では「あかつき」やオリジナルとなる「はつひめ」などの品種が栽培されており、晩生種の「ゆうぞら」は食べ応えのある果肉が特徴の人気種です。