私たちの体は、食べたものでできています。当然、食べたものが体に及ぼす影響は大きく、それが“医食同源”と言われる所以でもあるのですが、日々の食事の影響は肌にもダイレクトに現れます。
なかには、知らない間に肌老化を一気に加速させ、実年齢よりも老けた印象になってしまうなんてことも! 実は、普段口にしている意外なものが肌老化を加速させていることもあるのです。
そこで今回は、『WooRis』の過去記事と海外情報サイト『Health』を参考に、“肌老化を加速させてしまう意外な食べ物”3つをご紹介します。
■NG1:アルコール
肝臓機能が悪くなると肌の調子も悪くなります。
というのも、肝臓には添加物や老廃物を解毒する作用があり、その機能が滞るとそれらの有害物質が身体中を巡ることになり、肌がくすんだりシワを増やすといいます。
アルコールも、もちろん肝臓で分解されます。多量のアルコールを摂取し続けると肝臓に負担がかかり機能低下につながってしまいます。
この時期、何杯でも飲めてしまう美味しいビールも、程々にしておいたほうがいいですよ。
■NG2:肉
バーベキューやハンバーガーなど、子どもが大好きなお肉を食べる機会の多い夏休み。ついつい、いつもよりたくさん食べてしまっていませんか?
牛肉や豚肉など赤身の肉の脂は酸化しやすく、体内で活性酸素を発生して細胞にダメージを与えてしまいます。この時、コラーゲンの生成を阻害してしまい、肌の老化につながってしまうのです。
どうしてもお肉が食べたいという人は、チキンやターキーなど低脂肪高タンパクなものを選ぶようにしましょう。
また、子どもが好きだからといって毎日バーガーショップでランチを済ませることのないようにしたいですね。
■NG3:スパイシーフード
暑い時こそスパイシーフードを食べて汗をいっぱいかきたい人もいるでしょう。
スパイシーフードは代謝を上げて痩せやすい体を作ってくれるのですが、実は慢性的な赤ら顔の原因にもなり得るのです。
スパイシーフードで拡張された血管が肌を赤く見せてしまうのですが、そうなるとクリアな肌色も失われてしまいます。
たまに楽しむスパイシーカレーなら問題ありませんが、好きだからといって毎日激辛を食べるのはやめておきましょう。
以上、“肌老化を加速させてしまう意外な食べ物”3つをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか? 普段、食べている食べ物が肌に与える影響というのは、本当に大きいのですね。
しかし、これはエステや化粧品に高額なお金をかけなくても食べ物に気をつければ老化は多少なりとも防げるということでもあります。
まずは、この時期ついつい食べたり飲んだりしてしまいがちな食べ物を避けて、若々しい肌をキープしましょう。
(ライター 吉田和充)