アジアにはさまざま大都市があります。東京や大阪はもちろん、香港、台北、シンガポールやバンコク、上海、クアラルンプールなどいろいろですが、そうした大都市には必ずと言っていいほど、実力派のシェフが活躍するおいしい料理店があります。数あるアジアの名店の中で、最も優れたレストランと言えば、どこになるのでしょうか?
そこで今回はサンペレグリノとアクアパンナがメインスポンサーを務める2017年度「アジアのベストレストラン50」から、アジアの優れたレストラントップ10をまとめたいと思います。
トップ10→6には日本のレストランが2つランクイン
(C)Asia’s 50 Best Restaurants 2017, sponsored by S.Pellegrino & Acqua Panna
最初はトップ10~6位を紹介しますが、なんとこの中に日本のレストランが2つもランクインしています。気になる結果は以下の通りになりました。
第6位・・・Narisawa(東京)
第7位・・・日本料理 龍吟(東京)
第8位・・・Ultraviolet by Paul Pairet(上海)
第9位・・・Odette(シンガポール)
第10位・・・Burnt Ends(シンガポール)
シンガポールから2店舗、上海、そして東京から2店舗ですね。日本料理 龍吟(りゅうぎん)は東京の六本木、Narisawaは南青山にお店を構えています。Narisawaに関していえば、同賞の「日本のベストレストラン」に5年連続で輝いているそう。
同店の成澤由浩シェフは、全国の里山や里海で収穫された食材にこだわり、それらを独創的な手法で料理に仕上げる方として知られています。例えば炭の粉を使った、見た目が真っ黒い料理なども有名ですよね。
トップ5には3年連続1位の名店もランクイン
(C)Asia’s 50 Best Restaurants 2017, sponsored by S.Pellegrino & Acqua Panna
次はトップ5〜1位に輝いた名店になります。残念ながら今回トップ5に日本のレストランは入っていませんでした。トップ1に輝いたレストランは3年連続でナンバー1のレストラン。
第1位・・・Gaggan(バンコク)
第2位・・・Restaurant André(シンガポール)
第3位・・・Amber(香港)
第4位・・・8 1/2 Otto e Mezzo Bombana(香港)
第5位・・・Nahm(バンコク)
バンコク、香港という世界中から観光客が集まる大都市のレストランが、2つずつランクインしていました。
1位のバンコクでモダンなインド料理を提供する『Gaggan』のインド人シェフは、国境を飛び超えた新しいインドスタイルの料理を提供するともっぱらの評価。なんと3年連続「アジアのベストレストラン」と「タイのベストレストラン」の2冠に輝いているそう。
バンコクに訪れた際には、必ず足を運びたいですね。
以上、アジアのトップレストランを紹介しましたが、いかがでしたか?
ちなみにトップ50に入った日本のレストランは、上述したNarisawa、日本料理 龍吟の他に、11位に傳(東京・神宮前)、12位にレフェルヴェソンス(東京・西麻布)、14位にフロリレージュ(東京・神宮前)、18位にカンテサンス(東京・北品川)、26位にさいとう(東京・六本木)、34位にHAJIME(大阪・肥後橋)、50位にTAKAZAWA(東京・赤坂)といったお店も入っています。
ほとんどが東京のレストランですが、大阪のお店もランクインしていますね。東京や大阪で「どこかいいお店はないかな」と思ったときは、参考にしてみては?