フリマアプリ『メルカリ』。出品も購入も簡単にでき、手軽さから特に10代~20代に人気だというが、最近、公開されたCMが物議を醸しているという。
たった15秒のCMだ。詳細はYouTubeの動画「メルカリ16年冬CM_買い物上手篇篇 15秒」でも確認いただけるが、描かれた内容が「倫理的にいかがなものか」とネット上で議論されているのである。
・メルカリの新CMに物議
CMの内容をザックリ説明すると以下のとおり。
女の子がお店で靴を試着。気に入ったようだけど買わずに「ちょっと考えま~す」
↓
「なんで買わないの?」
「買うよ! メルカリで!! 安いし新品もあるから!」
↓
お店なら3万円弱のものをメルカリで1万円チョイでゲット。やったね!!
──というもの。あれ? そのお店ってメルカリとは関係ないお店ですよね?
・ネットユーザーの声
このCMは2016年2月10日より全国で放送開始となったものだが、放送後、ネットユーザーの指摘により一気に拡散。物議を醸しているのだ。
「うわこれか、メルカリのCM。」
「いやほんとメルカリのCMげすいよね」
「確かにこれはひどい」
「流石に酷すぎると思う」
「メルカリのCM無理です」
「メルカリ、めっちゃ批判されてるのにまだあのCMやってんだ」
など、ネットユーザーからは批判的な声が多く見られている。
・確かに店で見てネットで買うことはあるけど……
とはいえ、実生活では、実物をお店で見て、購入はネットという人もいるだろう。ネットの方が安く買えたり、重いものなら持ち帰る手間も省けたりとメリットがあるのも事実だ。
し かし、サービスを提供する側が「他店で試着して、気に入ったものをウチのアプリで買ってね」というような内容で、かつそれを “買い物上手” として紹介することに違和感を覚える人が多いようだ。競合にデメリットを与えて自分の価値をアピールしている印象を持たれても仕方がないだろう。見ていて モヤっとするのも確かだ。
CMに対する批判の声は見られるものの、CM動画自体は現在でも視聴することはできる。このCM、あなたはどう思うだろうか?
参照元:YouTube、メルカリ
執筆:沢井メグ