車は「移動手段」と考えている人が7割――そんな結果が、インターネットリサーチを手掛けるマイボイスコム(東京都千代田区)の「カーライフ」に関する調査で分かった。同調査は今回で6回目。 「車とはどのようなものか」トップ7(計3枚) 車とはどのようなものと考えているか聞いたところ、1位は「移動手段」で70.3%、2位は「生活必需品」で35.0%、3位は「行動範囲を広げてくれるもの」で32.0%だった。運転が好きな人では、「生活必需品」「行動範囲を広げてくれるもの」「自分の趣味やこだわりを表現するもの」「プライベートな空間」「趣味」の比率が他の層より高かった。
プライベートの利用で、どれくらいの頻度で自動車を運転する?
プライベートの利用で、どれくらいの頻度で自動車を運転するか尋ねた。プライベートで運転する人は70%弱で、最も多かったのは「ほとんど毎日」で25.2%、次いで「週に1~2回程度」が17.8%、「週に3~4回程度」が12.8%だった。「ほとんど毎日」は、関東や近畿・北海道居住者以外では40~60%で、関東では「運転しない」が20%強だった。 車を利用する場面を聞いた。最も多かったのは「移動手段として」が76.6%、次いで「日常の買い物」が75.8%、「まとまった買い物」が44.6%、「レジャーの足として」が42.8%、「家族の送り迎え」が41.6%だった。ほとんど毎日運転する人では「移動手段として」「通勤・通学」が、週に3~4日運転する人では「日常の買い物」が高かった。
車を持っていない理由
車を持っていない人に理由を聞いたところ、最も多かったのは「維持費がかかる」「車を使う必要がない」で各40%強、「購入費用がかかる」が30.8%だった。「自分で運転するのが怖い」は女性で比率が高く、「免許を持っていない」は、高年代層で高い傾向が見られた。 自分または同居の家族が車を持っている人は70%強で、関東居住者では60%強と他の地域より低かった。所有しているタイプを聞くと、最も多かったのは「軽自動車」で21.5%、次いで「コンパクトカー」「ミニバン、ワンボックス」「セダン」が各10%台だった。 今回の調査は、「MyVoice」のアンケートモニターを対象にインターネットで実施した。期間は11月1~5日、有効回答数は1万326人。