ペルセウス座流星群、13日に見頃 仙台市天文台で観察会

夏の夜空を彩るペルセウス座流星群が13日前後に見頃を迎えます。今年は新月前の細い月のため、月明かりの影響がほとんどなく、観察には好条件です。夏休み中の小中学生の自由研究としても人気の天体ショー。流れ星を探しに、夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。(編集局コンテンツセンター・小沢一成)

流れ星の出現、ピークは1時間に最大50個

 仙台市天文台によると、流れ星の出現ピークは日没前の13日午後5時ごろで、1時間に最大50個ほどが現れると予想されています。観察は直後の13日午後8時ごろから翌14日夜明けまでが「特にお勧め」といいます。13日前後も流星群の活動は活発で、12日午後8時ごろ~翌13日夜明けと、14日午後8時ごろ~翌15日夜明けの観察もお勧めということです。

 仙台市天文台の担当者は「空の一地点だけを見るのではなく、全体を眺めた方がいい。街明かりがなく、空が開けた場所だと流れ星を見られる確率が上がる。街灯の明かりを手で隠すだけでも見やすくなる」とアドバイスしています。

流星群の仕組みや観察のポイントを解説

 ペルセウス座流星群は、冬のしぶんぎ座流星群、ふたご座流星群と共に三大流星群といわれています。仙台市天文台は11~13日の3日間、流星群の仕組みや観察のポイントをプラネタリウムで解説します。開催時間は各日とも午前10時~10時45分、午後1時~1時45分、午後4時~4時45分の3回で、料金は大人610円、高校生350円、小中学生250円です。

 12、13の両日にはペルセウス座流星群の特別観察会を企画しています。会場は仙台市天文台の惑星広場で、開催時間は両日とも午後7時30分~10時。料金は無料。駐車場は125台と限りがあります。悪天候の場合は中止となります。

仙台市天文台のホームページ

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