ICT総研は、16日、「マイナポイント利用状況に関する調査」の結果を発表した。調査実施期間は2022年7月29日~8月1日、調査手法はインターネットユーザー6006人へのWebアンケート。
マイナポイントは、マイナンバーカードとキャッシュレス決済の普及促進を目的として、総務省が推進する制度。調査は、現時点でのマイナポイントについての消費者の認知度の変化や、申込・登録状況の実態を把握することを目的として行われた。
マイナポイントの認知度は22ポイントアップ
マイナポイントの認知度
マイナポイントの「内容を把握している」という回答は58.9%で、2年前と比べて22ポイントアップしていた。
現在までにマイナポイントに申し込んだかどうかを聞く設問では、52.2%が「申し込んだ」と回答した。「健康保険証としての利用申し込み」については、回答者の34.9%が「申し込んだ」と回答した。
マイナポイントに登録したキャッシュレス決済は?
マイナポイントに登録したキャッシュレス決済
マイナポイントによる還元を受けるにあたって、任意のキャッシュレス決済を1つ登録する必要がある。どのキャッシュレス決済を登録したかという設問では、「新規取得等」「健康保険証&公金受取口座」ともに、PayPayがトップとなった。
登録したキャッシュレス決済を選択した理由については、「ふだん利用しているキャッシュレス決済だから」という回答が53.8%で最多となった。