車の購入を検討するときにまず考えることは、普通乗用車にするか軽自動車にするかだと思います。ナイル株式会社が行った軽自動車ユーザーへの独自調査によると、軽自動車ユーザーの88%が「軽自動車にしてよかった」という結果が出ました。 この記事では、普通乗用車と比較しながら軽自動車ユーザーの高い満足度の理由を解説します。車の購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
軽自動車にしてよかった!その理由とは?
軽自動車ユーザーへの独自調査によると、軽自動車ユーザーの88%が「軽自動車にしてよかった」と回答しています。
軽自動車を選んでよかったとされる理由で最も多かったのが「コストの安さ」でした。軽自動車は普通乗用車に比べ、高速代や自動車税、維持費などが安く、燃費などの点でもコストパフォーマンスがよいです。
軽自動車の場合、普通乗用車と比較すると費用を抑えながら車を所有できます。車選びの際にコスト面を重視する方は、軽自動車を検討するのも1つの手です。
普通乗用車と軽自動車の車検費用を比較
軽自動車と比較されやすい普通乗用車、コンパクトカーの車検費用は、車両重量が1トンを切る排気量1リットルクラスで7〜12万円、1.5トン以下の1.5リットルクラスでは8〜13万円といわれています。それに対して軽自動車は、6〜10万円程度が相場となります。
車検の内訳は自動車損害賠償責任保険や自動車重量税など法的に定められた「法的費用」と、車検の検査代や整備などにかかる「点検整備費用」です。
普通乗用車に比べ、軽自動車は自動車重量税が安いです。軽自動車は通常、初年度検査年月から13年以上経過していなければ一律6600円と定められているので、1トン以下のコンパクトカーと比較しても約1万円の差があります。
普通乗用車と軽自動車にかかる自動車税を比較
車検費用の比較と同様に、自動車税も比較していきます。自動車税額は排気量1リットルクラスでは2万5000円、1.5リットルクラスでは3万500円です。
それに対して軽自動車税は、初年度検査年月から13年以上経過していなければ一律で1万800円です。普通乗用車の中で最も重量の小さいコンパクトカーと比較しても、1万円以上の差があります。
かかる自動車税は、車の重量や排気量が上がるにつれて高くなるので、軽自動車の方がかなり安いといえます。
軽自動車にしてよかったといわれる理由はコストが安いから
軽自動車ユーザーの方が「軽自動車にしてよかった」と答えた主な理由は、維持費や自動車税などのコスト面の安さでした。具体的に、車検費用では普通乗用車の中で最も安いコンパクトカーと比較しても1万円以上、自動車税も同様に1万円以上安くなっています。
車にかかる維持費は重量や排気量が上がるほど高くなるので、やはり一律で定められている軽自動車は普通乗用車と比較してコストが安いです。車にかかる費用をなるべく安く抑えたい場合、軽自動車を検討する価値があるといえるでしょう。この記事が車選びの参考になれば幸いです。