またしても韓国メディアから日本に対する暴言が飛び出した。
「日本だけは地球上で必ず絶滅させなければならない、唯一の人種」。韓国のニュースサイト「デイリー・ジャーナル」のコラムでこう書いたのは、以前も秋篠宮家の次女、佳子さまについて「慰安婦にするしかない」などと暴言を書いた記者だった。
「倹約の美風を奪い、怠惰な国民にさせた」
「デ イリー・ジャーナル」は2015年7月22日、「平壌を打ち、日本列島を切る!」と題したコラムを掲載。「恐ろしいのは、わが民族に対する日本の悪意だ」 と切り出し、竹島(韓国名、独島)を「侵略する」という野心や、歴史問題への姿勢などを挙げ、悪意は先天的で現在進行中だと主張する。
その上で
「筆者は日本だけは地球上で必ず絶滅させなければならない、唯一の人種であると再確認している」
と断言。その理由は「亡国的と言われる地域感情が日帝によって作られたことを、私たちは知っておかなければならない」からだという。現在の韓国国内の地域的感情や対立が、日本に植民地支配されていた当時に「民族分裂政策」があったためだ、と言いたいようだ。
さ らに、当時の国民学校により「民族精神を抹殺するため、われらの言語を奪い、伝統と文化に対する否定的な意識を教えた」、花札を流行させて「倹約の美風を 奪い、怠惰な国民にさせた」などと主張する。特に南西部のホナム地方に対し、排他的な意識を育てるよう分裂政策を推し進めたのだとしている。
話は一層飛躍し、
「団結すれば北朝鮮を自由民主体制に移すことができる」
「韓国と北朝鮮の国力を統一すれば、日本に打ち勝つことができる」
と論を進め、「民族1世紀の怒りを必ず返さなければならない」と締めくくった。
コラムは7月23日16時現在、同サイトでアクセス数1位だ。
東日本大震災後には「必ずもう一度天罰」
コラムを書いたのは、デイリー・ジャーナル編集委員のチョン・ジェハク氏。これまでも日本へ批判的なコラムを書き続けてきた人物だ。
15年5月には佳子さまについて、
「もし機会が来れば私たちも日本王室の佳子王女を慰安婦に送るしかない」
などと主張して物議をかもした。
12年8月にも、東日本大震災に続いて「近いうちに富士山を中心に、必ずもう一度天罰は下る」などと書いていた。