日本の若者が絶滅してもよいと? ひろゆき氏、ウナギと年金からめ問題提起

2ちゃんねる創設者のひろゆきこと西村博之さん(40)がツイッター上で、「絶滅危惧種のウナギ」を食べる人について、年金をたくさんもらおうとする人に例えて、論議になっている。

ウナギを食べることが習慣化している「土用の丑(うし)の日」の2017年7月25日、メディアでは、店のにぎわいなどの話題が次々に取り上げられた。

「土用の丑の日」に休業する専門店も

一方、ウナギの漁獲量が激減しているとされ、ニホンウナギについては国際自然保護連合が14年に絶滅危惧種に指定したこともあり、日本の食文化のあり方がネット上で議論になっている。

西村博之さんは23日、文化だからと言って日本の高齢者がウナギを食べ尽くそうとしていると批判したブロガーの意見をツイッターで紹介し、こうつぶやいた。

「文化だから絶滅危惧のウナギを食べる。 20年後のことは知ったことではない。 貰えるんだから年金はいっぱい欲しい。 20年後のことは知ったことではない。 ウナギも日本の若者も減少して絶滅しても知ったこっちゃないってことですかね」

ウナギについては、稚魚のシラスから養殖もされているが、シラス漁の半数ぐらいが密漁などの違法取引に当たるのではないかとも指摘されている。そんな中で、資源を大切に守りたいと、「土用の丑の日」にわざわざ休業するウナギ専門店があるとの報道も出ている。

「先の事を考えてない」「うなぎうまいから」

ツイッター上などでは、西村さんの意見に賛同する声も多い。「食べてしまう人は、先の事を考えてない気がする」「そもそも鰻を食べること自体禁止でいい」などと書き込まれている。

一方、17年は、稚魚が早くから安定して取れたため、ウナギの値段が前年よりも少し安くなっていると報じられている。ウナギが好きな人も多いようで、「わかっててもやめられない」「うなぎうまいからな」といった本音も漏れていた。

 

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