昔はスマホの買い替え時、大手3キャリアの中でどれにするか考えるしかなかった。しかし、今は格安SIMが登場したことで、格段に選択肢が増えている。
そんな格安SIMの中で、特に顧客満足度の高いものを調べるべくこのほど、MMD研究所による、15歳~69歳の男女1,350人を対象にしたアンケート調査が行われた。
格安SIM利用率上位9サービスの総合満足度は74.9%、総合満足度1位はmineo
格安SIMサービスの利用率上位8サービスとY!mobileを利用している15歳~69歳の男女1,350人を対象に、現在利用している格安SIMサービスの総合満足度について「とても満足、やや満足、どちらでもない、やや不満、とても不満」の5段階で尋ねる調査が行われたところ、「とても満足」と「やや満足」を合わせ74.9%が満足と回答した。
サービス別の満足度についてはmineoが82.6%で最も高く、次いでUQ mobileが80.0%、BIGLOBEモバイルが78.6%となった。
格安SIM利用率上位9サービスのNPSは-2.4、NPSの1位はmineoで15.3
格安SIMサービス利用者を対象に、利用している格安SIMサービスを家族や友人にオススメしたいかどうか10点満点の点数を付けてもらい、NPS(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度)を出す調査が行われたところ、9点から10点をつけた推奨者は24.5%、7点から8点をつけた中立者は48.6%、0点から6点をつけた批判者は26.9%となり、推奨者から批判者を引いたNPSは-2.4となった。
サービス別のNPSについては、mineoが15.3で最も高く、次いでUQ mobileが6.0だった。
※NPSはBain&Company、Fred Reichheld、SatmetrixSystemsの登録商標。
※Y!mobileはMVNOではないが、消費者から見れば同じ低価格な通信サービスを提供している事業者となるため調査対象としている。
※本レポート内の「楽天モバイル」は4月からサービスが開始されるMNOではなく、従来のMVNOサービスを指す。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。
<調査概要>
・ 調査期間:2020年2月25日~3月3日
・ 有効回答:1,350人
Y!mobile(n=150)、楽天モバイル(n=150)、UQ mobile(n=150)、mineo(n=150)、OCN モバイル ONE(n=150)、IIJmio(n=150)、BIGLOBEモバイル(n=150)、LINEモバイル(n=150)、イオンモバイル(n=150)
・ 調査方法:インターネット調査
・ 調査対象:15歳から69歳の男女
出典元:MMDLabo株式会社