SNSサービス「Twitter」のロゴマークが、青い鳥のデザインから黒基調の「X」マークへ変更されました。ユーザーたちが惜しむ中、山形の県道でこの鳥が「発見」されて話題になっています。
「Xマーク」に置き換わっていく「青い鳥」ロゴ
SNSサービス「Twitter」のロゴマークが、青い鳥のデザインから黒基調の「X」マークへ変更されました。アプリのアイコンもアップデートで順次変更されていき、2006年のサービス開始以来の「青い鳥」はいよいよ見納めとなります。
Twitterの「青い鳥」が道路標識で発見!?
ネット上では、世間に浸透したこの青い鳥を惜しむ声であふれています。そんな中、あるツイートで「あの青い鳥」が山形の道路で発見されたとして、話題になっています。
きむらまじん(@Mazin_No_Yoco)さんのツイートでは「Twitterの鳥が山形の山奥で余生を送っていた…!ああ、ゆっくり休め…!!」として、とある「案内標識」を紹介。
案内標識というのは、道路の先に何の街やエリアがあるかを示す青い看板ですが、紹介された画像では「米沢市街 15km」という案内とともに、まさにTwitterの青い鳥のようなシルエットがあります。
コメントでは「こんなところに居たのか…!!」「青い鳥さん!!」「なんか飛ぶのをやめた感あって勝手に哀愁を感じてしまったw」など、愛する鳥への邂逅に喜びの声が上がっています。
この案内標識の鳥、本来は何を示したものなのでしょうか。県道を管轄する山形県の道路整備課は「あれは米沢の伝統工芸品の『笹野一刀彫』ですね」と話します。
笹野一刀彫は約1200年前からある玩具で、デフォルメの効いた鳥をはじめとする動物たちの愛らしい姿は、国内外でお土産としても人気になっています。
そのなかで代表的な「お鷹ポッポ」が、先述の道路標識の鳥のモチーフとなっているとのこと。猛禽類のイメージとは異なる、ずんぐりむっくりとした姿。クルクルと上向きにカールした尾羽とあいまって、まさにtwitterの「青い鳥」に通じる愛嬌をかもしだしています。