遅くとも2022年までにクラウドで管理システムを統合。
少し前にマイナポイントを採用したマイナンバーカードが、今度は運転免許証と一体化することになった、とTBS NEWSが伝えています。
バラバラだった管理システムを一元化
驚くことに、実は運転免許証の管理システムというのは、47都道府県の警察当局が個別に運用しているのだそうです。ですがこれらをクラウドで一元化することで、各都道府県での運用費用が削減できるのが大きな利点となります。https://www.youtube.com/embed/uzE3TFEZWtg
ドライバーの利点
運転をする私たちにとっては、運転免許証の発行や更新が全国どこでも行えるようになるのがメリットとなります。それに、運転免許センターでもマイナンバーカードの発行ができるよう調整が進められているとのことです。
また住所変更や婚姻・離婚後の名字変更、再発行の手続きなどがオンラインで可能になるかと思われます。そのほか、都道府県を越境した先での違反時に、ICチップから運転資格や煽り運転の履歴が判明すれば、違反行為の常習犯に対しての抑止効果が見込めるでしょうね。
ちなみにですが、今後は交通違反の反則金をオンラインで振り込めるようになりそうです。違反をしないのが1番ですが、デジタル化の恩恵はこんなところにも現れます。
セキュリティーが心配
やはりマイナンバーカードがイマイチ浸透しないのは、申込みの面倒さに加えて政府が管理するセキュリティーの懸念があるからかなと思います。このカード1枚にさまざまなサービスを集約できたり、身分証明証になるのは楽チンなんですけどね。どうか個人情報の漏洩などないようお願いしたいです。
今の運転免許証はどうなる?
昔のラミネートした紙ではなく、すでにICチップ内蔵で硬いカードになった運転免許証。これは身分証明証にもなり、自動車や自動二輪を運転するための細かい情報がひと目でわかるようになっています。なので一体化したからハイ終わり、とはならないんじゃないかな? と思います。
もしマイナンバーカードと一体化したら、ETCカードリーダーのような端末に挿し込んで、本人確認をしないと車が始動しない…なんて使い方もできたら良いなと思います。さてこのカードの一体化、これからどうなることやら?
Source: YouTube, TBS NEWS via NEWS PICKS, NHK