仙台市太白区の「あすと長町」(約82万平方メートル)で1日、スポーツ用品小売り大手のゼビオ(郡山市)などが運営する大型スポーツ複合施設の起工式が行われ、関係者が工事の安全を祈願した。
ゼビオや土地所有者の都市再生機構(横浜市)、共同事業者の三菱UFJリース(東京)の関係者ら約80人が出席。記者会見で同機構仙台都市整備事務所の高橋寛所長は「周辺の街づくりを先導する街区になる。市民に末永く愛される施設になってほしい」と述べた。
着工するのは「SRGタカミヤスポーツパークあすと長町」(仮称、約6000平方メートル)、「スーパースポーツゼビオあすと長町店」(同、延べ床面積約1万9000平方メートル)。
スポーツパークはドーム3棟で構成し、テニスコートとフットサル場、バスケットコートを整備。ゼビオあすと長町店は3階建てで、ゼビオやゴルフ用品店、スポーツクラブが入る。
スポーツパークは2011年4月、ゼビオあすと長町店は同年11月にオープンする。
北側の区画には男子プロバスケットボール、bjリーグ仙台89ERSの本拠地となるゼビオアリーナ(仮称、約1万平方メートル)が立地する予定で、11年春の着工、12年5月の開業を目指す。