NHK連続テレビ小説「あまちゃん」に登場した、岩手県久慈市の「久慈駅前ビル」が、老朽化と駅前再開発のため解体される方針であることが明らかになった。
ドラマでは「北三陸市観光協会」が入居している設定で、ビルの外壁に「潮騒のメモリーズ」の看板が残るなど今や市内の観光スポットの一つ。
市民からは惜しむ声もあるが、10日の久慈市議会で山内隆文市長は「ビルの保存は難しい」と解体する意向を示した。
市によると、ビルは1965年に建設された地上4階、地下1階建て。地元では「駅前デパート」の呼び名もある。