鳴子署はオリジナルキャラクター「こけたまちゃん」=写真=をデビューさせた。署内の交番の広報1月号に登場し、地域住民に新年のあいさつをした。
大崎市鳴子温泉の特産品のこけしと、管内の旧玉造郡にあやかって命名。ベースはこけしで、温泉マークの帽子に伊達政宗のかぶとをイメージした三日月を付け、銘菓の栗だんごを茶髪で表現した。制服には特産のソバ、鳴子峡のモミジをあしらった。
親しみやすいキャラクターをつくろうと署員に募集し、家族の小学生が原案を考えた。署は「警察は堅いイメージがあるので、住民と警察の架け橋になってほしい」と望む。
シールにして名刺に貼る署員もおり、普及へと署内は一致団結。幹部は「着ぐるみも検討したいが、予算が…」と漏らす。