「これは神対応」 ゴールデンボンバーが廃盤音源の転売受け無料公開へ、ファンからは感激の声

ビジュアル系エアーバンド「ゴールデンボンバー」のボーカル・鬼龍院翔さんが12月5日、現在は廃盤となっている過去の音源およびコピーが、ネットオークションやフリマアプリなどで転売されていることを受け、ブログやYouTubeなどで無料公開しました。これが神対応というやつか。

公開されているのは、2006年12月に行われた初ライブの会場限定で発売されたアルバム「音楽が僕らを駄目にする」と2007年12月のライブ会場限定で発売された「The Golden J-POPS」「恋愛宗教論」の3枚。現在は廃盤となっていることからネットオークションやフリマアプリなどでは、高額で取引されているものもありました。

こうした現状を受け、鬼龍院さんは「残念な気持ちになっていました」と心境を吐露。過去の音源を公開することについては、「恥ずかしくて躊躇っていました」と明かしていますが、音源が不当に利用され、コピーをした人間に対価が払われ続けることに疑問を抱いていたことから、「そうも言っていられない」との判断に至り、自らができることとして「廃盤音源の価値を無くす」ことにしたといきさつを説明しています。

続けて、「決してもうネットオークションで買わないで下さい。偽物を買うくらいなら自分で焼いてプリントしてください」と注意喚起した鬼龍院さん。「このファイルがこの世に出回ることが、廃盤音源の価値を無くす手助けになります」と訴えており、ファンからは、「全国各地にいるファンが涙流してスタンディング・オベーションしてるよ」「ありがたくダウンロードさせて貰ったよ」「これは神対応だと思う」など称賛する声が寄せられた他、「いきさつを思うと手放しでは喜べないのですが…でも、いつか聞けないかなぁ…聞きたいなぁって思っていました」「聴けるのは嬉しいけれど、こういう事が起こってしまうのが悲しいですね」など今なお続いている転売行為に胸を痛める人もいました。海賊盤、ダメ絶対。

音源は鬼龍院さんのブログで公開されているURLにアクセスし、公開されているパスワードを入力すると無料でダウンロード可能。また、「ゴールデンボンバー」が所属しているレーベル「Zany Zap」の公式YouTubeチャンネルでも公開されています。

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