NHKは23日、9月に放送終了した連続テレビ小説「あまちゃん」を、11月上旬から台湾、来年2月からタイでそれぞれ有料放送すると発表した。同作がアジアで放送されるのは初めて。
台湾では500万世帯以上の視聴可能世帯を有するケーブルテレビ局「ビデオランド社」を通じ、中国語字幕を付けて放送する。登場人物が驚いたときに発する「じぇじぇじぇ」は、発音が近い「接接接」との字幕を付けるという。NHKは「作中に登場する1980年代の音楽は台湾でも人気があり、親和性がある」と期待している。
タイでは約1600万世帯が視聴可能な衛星・ケーブルテレビ局「トゥルービジョンズ」を通じ、タイ語吹き替えで放送予定。
同作は今年6月から、米国・ハワイの日系人向けケーブルテレビ局でも放送されている。