「ながら運転」厳罰化へ 反則金約3倍、懲役刑も

政府は13日、スマートフォンなどを使用しながら車を走行させる「ながら運転」について、違反点数と反則金を約3倍に引き上げ、懲役刑も重くするなど厳罰化した改正道交法の施行令を閣議決定した。施行は12月1日。危険な走行は「あおり運転」も含め社会問題化しており、今回の改正を機に事故の抑止や運転マナー向上が期待される。

 ながら運転を巡っては、ドライバーがスマホを操作しながら運転した車による死亡事故が相次いだことから、遺族らから罰則強化を求める声が上がっていた。

 「あおり運転」に関しては、道交法に新たな規定を設けることや現在適用している罰則の強化などを検討している。

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