「にゃっ展」あす開幕 猫愛あふれる手作り品 野良猫の保護支援も

猫にちなんだ手作り作品を展示販売する「にゃっ展」が12~16日、仙台市宮城野区の夢メッセみやぎで開かれる。全国各地の作家約60人が出品する。野良猫の避妊・去勢活動や里親探しに取り組む団体に売り上げを寄付するチャリティーコーナーなども設ける。

おもちゃや雑貨、食器、人形など約5000点を取りそろえる。会場は「第7回全国やきものフェアinみやぎ」(河北新報社など主催)の一角。
猫の雑貨などを扱うインターネットサイトを運営する宮城県七ケ浜町のウェブデザイナー木下達也さん(54)、みづきさん(47)夫妻が企画した。
木下さん夫妻は14年前、当時住んでいた新潟市で野良猫を保護。猫好きの人と交流するうちに「自分の作品を売りたい」という人たちと出会い、応援しようと8年前にネットショップを開設した。
「にゃっ展」は東京で3回、七ケ浜で1回開いており、仙台では初開催。会場では犬や猫の避妊・去勢活動を紹介するパネルなども展示する。みづきさんは「作品と出合うだけでなく、毎日のように野良猫が殺されている現状を知ってもらう場にもしたい」と話す。
フェアの入場料は500円。連絡先はcontact@nyanta-shop.com

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