県北を中心に伝わる郷土食「はっと」を使った料理の人気を競う「第11回日本一はっとフェスティバル」(実行委員会主催)が7日、登米市迫町の市中江中央公園であった。
同市を中心に、県内外から過去最多となる40の店や団体が出品した。同市の特産品を使った「ニラはっと」や「油麩(ふ)入りはっと」をはじめ、「あずきはっと」や「イタリアンはっと」などが1杯200~300円で販売された。
会場には大勢の市民らが詰め掛け、行列ができたブースもあった。家族4人で訪れた仙台市泉区の主婦高橋早苗さん(35)は「いろんな種類を食べて、自分で作ってみたい」と話した。
購入客の投票で最も人気を集めた「はっと大賞」には、みやぎ東和開発公社(登米市)の「まいたけ油麩はっと」が選ばれた。