「へずまりゅう」(無職、原田将大容疑者)起訴 会計前魚食べた罪、名古屋

名古屋地検岡崎支部は18日、会計前の魚を食べたとして、窃盗の罪で、「へずまりゅう」の名前でユーチューバーとして活動する住所不定、無職、原田将大容疑者(29)を起訴した。原田被告は愛知県警が逮捕後、新型コロナウイルス感染が判明。逮捕、移送した捜査員や勾留中の容疑者に感染が確認される騒ぎになった。

 起訴状によると、5月29日に愛知県岡崎市のスーパーで、会計前の魚の切り身(約430円相当)を食べて盗んだとしている。店内で食べ、空になった容器を持って行く様子を動画で撮影し、動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿していた。

 原田被告は7月11日に愛知県警に逮捕され、岡崎署に勾留。発熱があり、同15日に陽性と判明、同16日から入院していた。

 逮捕前には、マスクを着けずに山口県など各県を訪問しており、山口県では接触した人が次々に感染確認され、山口県の村岡嗣政知事が同被告を非難する一幕もあった。

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