「みやぎ水産の日アンテナショップ」エスパル仙台に9日オープン 被災地の水産加工品PR

東日本大震災の被災企業の販路拡大を目指す一般社団法人カイタク(石巻市)は9日、宮城の水産加工品をPRする「みやぎ水産の日アンテナショップ」を仙台市青葉区のエスパル仙台地下1階に開設する。
県内の水産加工品約40点を扱い、鮮冷(女川町)の「三陸たこのやわらか煮」やマルヤ水産(亘理町)の「南三陸産牡蠣(かき)のしぐれ煮」、県立支援学校女川高等学園の「ほや塩」などを紹介する。
設置期間は8月20日まで。県が定める「みやぎ水産の日」(毎月第3水曜)ごとのテーマ食材に合わせ、商品を入れ替える予定。各メーカーの新商品発表の場にも活用する考え。
同法人は2016年4月に設立。被災企業の販路開拓や人手不足解消に向け、イベント企画や商品開発事業などに取り組んでいる。
同法人の山野目真悟代表理事(30)は「仙台市内では販売していない商品も扱う予定なので、おいしい宮城の水産加工品を味わってほしい」と来場を呼び掛ける。

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