「やわ肌ねぎ」を全国区に 深谷のねぎサミット参戦

 甘くて柔らかく、今が旬の県特産「やわ肌ねぎ」。20、21の両日に埼玉県深谷市で初めて開かれる「全国ねぎサミット」にJA新潟みらいから新潟市西区産の「やわ肌ねぎ」が参加し、全国にその魅力を売り込む。
 やわ肌ねぎは、JA全農にいがたが昭和57年に「色白で柔肌の越後美人のイメージにぴったり」と命名。JAを通じて売られる秋冬産長ネギの新潟ブランドになり、関東地方などにも出荷されている。
 中でも、秋冬の冷涼な気温と生育に適した砂丘地を抱える新潟市のネギは平成18年に約4800トンを出荷し、農林水産省の市町村別データで全国13位の出荷量を誇る。
 ねぎサミットは深谷ネギで知られる深谷市が「ネギは主役になる食材。全国に発信しよう」と企画し、下仁田ネギ(群馬県下仁田町)、九条ネギ(京都市)などを含めた10産地が参加。趣向を凝らして「おらが里のネギ自慢」を披露する予定だ。
 新潟からは「やわ肌ねぎPR隊」が参加して、やわ肌ねぎの販売、バターしょう油いための試食などを行う。やわ肌ねぎPRのために15年に結成された女性3人組のローカルアイドル「Negicco」(ネギッコ)も参加、ライブを計画している。
 JA新潟みらいは「やわ肌ねぎの特徴を強調し、おいしさを全国に伝えたい」としている。

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