「イッテQ」は“呪い”物件だった?

ポスト・ベッキー”のイスに座ろうと多くの芸能関係者が動いているのは本紙既報通り。だが、なぜか高視聴率の「イッテQ」だけは“不人気物件”だという。

「イッテQ」は昨年の年間平均視聴率が19・2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、民放レギュラー番組でトップ。日曜の夜、家族そろって見られるため、タレントが老若男女に顔を売るには絶好の番組だ。だが、なぜ人気がないのか?

芸能プロ関係者は「海外ロケは過酷ですが、番組自体には何の問題もないです。スタジオ収録も和気あいあいと楽しくやっている。だけど今、業界では“イッテQの呪い”なるものがささやかれているんです。立て続けに女性MCが降板となってしまったわけですから…」と語る。

2007年2月にスタートした「イッテQ」で当初、メーン司会の「ウッチャンナンチャン」内村光良(51)のサポート役をしていたのは「オセロ」(解散) だった。だが、当時オセロの中島知子(44)は、2011年5月に体調不良のため休養。その後、家賃滞納や所属事務所との契約解除などで大騒動となり、復 帰することなく、姿を消した。

中島の相方・松嶋尚美(44)も第2子出産・育児のため、13年6月から番組を休養し、復帰していない。

「オ セロの2人の後に、内村のサポートをしていたのがベッキーです。何の因果か、中島に続いてベッキーも世間を巻き込む大騒動を起こしたのですから。そもそも 中島、ベッキーともスキャンダルとは無縁の存在のように思われていたが、このような形となった。おかげで女性タレントが『イッテQ』のMCをすると、ス キャンダルが発覚するという妙なジンクスができてしまったのです」と前出関係者。

“イッテQの呪い”に関する話はすでに業界を駆け巡っており、ゲンを担ぐ意味でも、関係者は二の足を踏んでいるというから、冗談ではないまじめな話だ。

「本来ならば『イッテQ』のレギュラーとなれば大喜びなんですが、女性タレントやプロダクションサイドは妙に腰が引けており、敬遠気味なんですよ」と芸能プロ幹部。

現時点で「イッテQ」がベッキーの後任を立てるかどうかは未定だが、こんな背景があれば、意外に人選に苦労するかもしれない。

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