今月1日に放送された日本テレビ系の旅バラエティー番組『世界!弾丸トラベラー』には、男勝りの豪快なキャラクターで知られるモデルで女優の土屋アンナが出演。弾丸ツアーでハワイ旅行した様子が放送されたが、土屋の体の一部にモザイクがかけられる不可解な場面があり、ネット上で話題になった。
「土屋が海でサーフィンを楽しむ場面で、上はラッシュガード、下はサーフパンツを着用していたが、サーフボードの上に横たわった際、衣服がめくれて見えていた腰の部分にモザイクがかけられた。どうやら、スポンサーへの配慮で、腰のタトゥーにモザイクをかけたようだ」(テレビ関係者)
土屋はファッションショーのステージでは隠すことなく披露している腰のヘビや牡丹のタトゥーだけでなく、「太ももにも入れているようで、かなりのタトゥー愛好家」(同)という。だが、このところ強化され始めたテレビ各局の“タトゥー規制”でNGとなり、モザイクをかけられれてしまったようだ。
「ワンポイントのかわいらしいものならOKだが、どうやらテレビ各局は青少年への影響を考え、また、暴力団関係者の入れ墨を連想させるという点も考慮して、仰々しいタトゥーを映すことを規制する方向で動いている。タトゥーといえば、もはや若者の間ではファッションの一部となっているが、テレビ局が気にしているのは高齢な重役が多い大手スポンサーの心証を害さないかという点で、タトゥーを入れている芸能人にしたら、とばっちりともいえる状況」(広告代理店関係者)
芸能界にはタトゥー愛好家が多く、特にミュージシャンではDragon Ashの降谷建志、B’zの稲葉浩志、EXILEのATSUSHIとTAKAHIRO、黒夢の清春らが知られている。また、キムタクことSMAPの木村拓哉と工藤静香夫妻も、そろって足首にワンポイントでタトゥーを入れているが……。
「キムタクはスポンサーの意向をすでに心得ていて、以前、特番で熱湯風呂に入った際、タトゥーの部分に肌色のテーピングを巻いて隠していた。ジャニーズ事務所の後輩ではKAT-TUNの田中聖が舌、胸、お尻など思いつくままに入れてしまっているが、これも問題になりそう」(前出・テレビ関係者)
今後、少しでもタトゥーが目立てば、不自然に“修正”される場面が増えそうだ。