風俗店への客引きを指示したとして、仙台中央署は9日、県迷惑防止条例違反の疑いで、仙台市青葉区国分町2丁目のキャバクラ店「club春夏秋冬(しき)」店長鷹巣志織容疑者(46)=仙台市青葉区本町1丁目=を逮捕し、同店と容疑者の自宅を捜索した。
逮捕容疑は6月上旬ごろ、同店内で20代の大学生の男=県迷惑防止条例違反容疑で逮捕=に現金を渡す約束をし、9月9日午後9時10分ごろ、同区国分町2丁目の路上で、巡回中の私服警察官に「キャバクラとか」などと声を掛けさせた疑い。
同署によると、男の供述やスマートフォンの通話記録などから、男が店から現金を受け取っていたことが判明した。客1人を紹介するごとに、報酬として数千円を受け取っていたとみられる。