「コート禁止」のブラック校則に「もはや虐待」「学校はまだ昭和」と非難轟轟「ポニテ禁止」「靴下NG」など謎ルールも続々

「コート着用を認めない」――そんな “ブラック校則” が話題となっている。

 1月29日、毎日新聞が、鹿児島市内の市立高校に「オーバー・ジャンバーコート等の着用は認めない」という校則があると報じた。市内の別の高校には、女子のコート着用は認めるが、男子は原則不可とする校則もあったという。

 ロンドンブーツ1号2号の田村淳は、Twitterでこの件に触れ、

《なんだこの校則!男子だけコート着てはいけない…女子も学校指定のコートのみだとか…すごく寒い日は朝学校に確認を取ればコートの許可が出るとか…アホ校則!教頭は「昔からある校則なので、目的は分からない」と…生徒にきちんと説明できない校則なんかさっさとやめれ》

 と投稿。さらには “ブラック校則” と呼ばれる理不尽なルールに対し、

《校則は、学校が教育目的を実現していく過程において、児童生徒が遵守すべき学習上、生活上の規律として定められるものである。と 変な校則、アホみたいな校則には「それ教育上必要ですか?」と先生に尋ねると良いらしいよ。寒いのに膝掛けダメとか?コートダメとか?その校則は教育上必要ですか?》

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 と、疑問を呈している。SNSには、

《もはや虐待だと思います。『昔からこうしてきた』と生徒の体調より校則を優先するのは納得できません》

《だから世界から日本は取り残されるわけよ 学校は まだ昭和時代だね》

 など、非難の声が渦巻いている。ほかにも、

《うちの高校はマフラーをコートの外にしてはいけない校則あり》

《うちの高校もたとえ真冬でもタイツを履いてはいけない(肌色のストッキングに指定ソックスのみ)などという謎校則があったなぁ?》

《私が通ってた女子中高に、髪の毛は必ず二つ結びとかポニーテール禁止とか意味わからない校則あったな》

《私の高校も冬はストッキングのみで、靴下履いてはいけないと言う校則でした。秋田県の冬は寒さ厳しいと言うのに》

 など、「うちにも謎校則があった」という声が多数ある。

「尾木ママ」の愛称で知られる教育評論家の尾木直樹氏は、1月24日、ブログを更新。

《〈こどもは風の子〉なんて信じて冬でも半ズボンとかマフラー禁止なんてとんでもない大人の偏見 いや間違いでした 冬のスカートも身体に良くなさそうですね ブラック校則ならぬ【健康破壊】校則は明日からでも廃止にすべきかも知れません!》

 と呼び掛けている。教育以前に、基本的人権の問題ではないか。

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