スタジオジブリの長編劇場用映画全21 作品の中から、最も投票数の多かった一作品を劇場で上映する「スタジオジブリ総選挙」の最終結果が6日、発表され、宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』 (2001年)が首位に輝いた。根強いファンを持つ人気作品たちを抑えて、『第75回アカデミー賞』で長編アニメ賞を受賞し、今もなお日本国内の映画興行 収入歴代1位308億円という記録を保持する同作が最も得票数を集めた。
ジブリ初総選挙は、スタジオジブリ最新作『レッドタートル ある島の物語』(17日公開)の公開を記念して開催。同作の公式サイト内にて投票を受け付け(※1人1回のみ)、『風の谷のナウシカ』(1984年)から 『思い出のマーニー』(2014年)までのスタジオジブリ長編劇場用映画全21作品が対象となった。
先日発表された中間結果では、ジブ リ作品の中でも特に盤石の人気を誇る『風の谷のナウシカ』、『天空の城ラピュタ』(1986年)、『魔女の宅急便』(1989年)、『もののけ姫』 (1997年)、『千と千尋の神隠し』(※順不同)が上位を占め、ツイッターなどのSNSでは驚きの声や、どの作品が1位になるかを予想する議論が交わさ れるなど、大きな反響を呼んだ。
『千と千尋の神隠し』は、10日16日までの1週間、全国5都市の5劇場(札幌シネマフロンティア/TOHOシネマズ 六本木ヒルズ/TOHOシネマズ 名古屋ベイシティ/TOHOシネマズ 梅田/TOHOシネマズ 天神)で上映される。