「スーパーブルームーン」夏の夜に、丸く、大きく 13年ぶり観測 仙台

 満月が今年最も大きく見える「スーパームーン」が31日、仙台市内で観測された。1カ月に2度目の満月が重なることから「スーパーブルームーン」とも呼ばれる現象は2010年1月30日以来、13年ぶり。

 青葉区の中心部では午後6時35分ごろ、東南東の地平線からオレンジ色で横広がりの月が出現。雲に隠れる時間もあったが、高度を上げるに従って丸みを帯び、金色に輝く月が暑さの残る夏の夜空に浮かんだ。青葉区の高層ビルSS30の30階にある展望フロアには多くの人々が訪れ、鑑賞を楽しんだ。若林区の会社員高橋尚弥さん(35)は「仕事終わりに行けるのを楽しみにしていた。真ん丸の大きい月を見て気分が上がった」と話した。

タイトルとURLをコピーしました