宮城県と第一生命保険仙台総合支社(仙台市)は10日、サラリーマン川柳の宮城版「みやぎのお国自慢サラ川(川柳)」の入選作品を発表した。
大賞に決まったのは仙台市青葉区の公務員男性(49)の「セリ鍋よ 根がいいヤツは お前だけ」。宮城の名物「セリ鍋」を題材に人間関係の悲哀をユーモラスに表現した。
同日、仙台市内であった授賞式で男性は「年末は友人とおいしいセリ鍋を囲んで受賞を喜びたい」と語った。
宮城版サラ川は、地域の魅力を発信しようと「みやぎのお国自慢」をテーマに今回初めて実施。県内のほか東京都や兵庫県など、28都府県から1519句の応募があった。
県などでつくる選考委員会が大賞1句、優秀賞10句、佳作30句を選んだ。第一生命保険仙台総合支社によると、笹かまぼこや牛タンなど食に関連する応募が多かった。
入選作品は県のホームページ(HP)で紹介する。