「タイは安全 ぜひ観光に」 仙台で東北の旅行業者にPR

 タイ政府観光庁主催のセミナー「アメージングタイランド ロードショー2014」が23日、仙台市青葉区であった。東北の旅行業界向けに、政情不安が伝えられるタイの旅行業界関係者が現状を報告し、観光に支障がないことをPRした。
 タイのホテルや観光ツアーの関係者と、東北の旅行会社や航空会社の関係者計約60人が参加。タイ観光庁の担当者が「夜間の外出は可能になった。治安は落ち着いている」と安全性を訴えた。
 食や美容、ゴルフ、観光の名所を紹介するスライドを上映。タイと東北の関係者が直接に情報を交換する場も設けられた。
 シースダ・ワナピンヨーサック東アジア局長は報道各社の取材に、「地方の拠点を回り、新たなタイのファンを獲得したい」と強調。3月に運航休止となった仙台-バンコク線の定期便再開については「セミナー開催などで需要を高め、(運航していた)タイ国際航空に話をしたい。大きな期待をしている」と述べた。
 セミナーは仙台を皮切りに、神戸、熊本両市でも開催される。

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