低カロリーの食事メニューで話題の「タニタ食堂」がマンション内に初めて出店する「ミリカ タニタ食堂」が27日、大阪府吹田市でオープンした。大京や関 電不動産など5社が共同開発した大規模マンション敷地内に整備された住民向けの共用施設だが、住民以外の一般来訪者も利用可能。1食500キロカロリー前 後、塩分3グラム以下に抑えた健康的な定食メニューを提供する。
体脂肪計などの計測器メーカー、タニタが社員食堂で健康的なメニューを提供している取り組みは映画化されるほど話題となり、同社は社食メニューを社員以外 にも味わってもらおうと、平成24年に東京・丸の内で「タニタ食堂」の第1号店をオープン。11店舗目の今回はマンション併設店として全国初。大阪府内へ の出店も初めてという。
座席数70席。メニューは日替わり定食(880円)や週替わりの野菜350グラム定食(1100円)などを用意。午前11時~午後3時のランチ営業以外に土曜のみディナー営業(午後5~8時)を行う。火曜休。
1日当たり200人程度の来店を想定。タニタ食堂の担当者は「地域の方々の健康づくりに貢献したい」と話し、今後は「各都道府県に1店舗ずつ出店したい」としている。